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News

220829

青森県六ケ所村にて竣工した協働プロジェクト「六ケ所村立泊こども園」が『近代建築 8月号 特集 保育建築の計画と設計(vol.76 2022)』に掲載されています。是非ご覧ください!

関・空間設計さん、東京おもちゃ美術館さんと協働して多目的な「木育広場」をつくりました。木造格子梁の大屋根が大きな回遊動線を可能にして、様々な場所が視線で繋がる自由な空間となっています。冬の雪山倉庫での原寸モックアップ、雪が積もり続ける現場、木造格子梁の圧倒的存在感、杉板をどう曲げるか・・・施工者さん達の尽力により実現した建物で、楽しく記憶に刻みこまれたプロジェクトです。六ケ所村には6つの地域が一つの村となった歴史があるため、6つの円筒を一つの広場でつなぐ空間として、空間から地域の歴史を学ぶことを意図しています。この配置は木造格子梁により実現しました。コロナ禍の大変な時期ではありましたが、地区だけではなく村全体、さらに地域外の方々まで開かれた往来が可能になる場所を目指しています。

本プロジェクトについて、HPにもアップしましたので、こちらも是非ご覧ください。

220724

「陽楽の森通信」vol.01 / 2022. MAY(企画発行:チーム「めだか」/年2回発刊)に、記事「『町中の自然』へのあたらしい眼差し」を寄稿させて頂きました。私が奈良県王寺町にある「陽楽の森」にどのように関わり始めたのか、森がなぜ今このような姿で存在しているのかについて、日本の都市計画の成立ちの整理と、そこから漏れてしまっている横断的設計の可能性について書きました。連続レクチャーシリーズ「陽楽の森から考える」の会場で配布されていますので、是非ご覧ください!次回は8月20日、生態学の湯本貴和さんがレクチャーされます。

220720

私も関わらせて頂いている連続レクチャー、「陽楽の森から考える」についてのご案内です。

奈良県王寺町の町中に、ニュータウン開発で取り残された「陽楽の森」があります。この広大な森をどのように生かしていくべきか、「森と社会」の関係を様々な視点から議論する場です。8月20日土曜日が第3回で、毎月開催、来年の2月までの全9回シリーズで、会場参加、オンライン参加どちらも可能です。ご興味がありましたら、是非ご参加ください!

連続講座の概要についてはこちらです。

8月20日土曜日の回への参加申込は、こちらから可能です。生態学の湯本貴和さんがレクチャーされます。是非ご参加ください!

220527

先日発売された『新建築住宅特集2022年6月号』に『下北山村 むらんち』が掲載されました。移住予定者やテレワーカーがここを拠点に、村の方々と交流体験ができるようになっています。下北山村の皆さん、学生団体、空間デザインや建築を学ぶ学生達・・皆さんの思いと力が込められたプロジェクトです。DIYと施工をシームレスにつないだり、発案から完成まで全てのプロセスを皆で考えながら進めることができたことなど、大変でしたが希少で価値のあるプロジェクトでした。「必要な木を必要な量だけ切って材料にする」という持続的で循環型の建築を実現できました。是非ご覧頂けたら幸いです!

220417

4月12日火曜日、「みんなの家むすびめ」が静岡県富士市に無事オープンしました。数年来思い描ていた風景がそのまま即日に実現しました!写真は、構想段階と実現段階の比較です。
あらためて、おめでとうございます!そして「絵」が実現するためにはクラウドファンディングを通してのご支援の力、実行する施工者さんの力がなければ不可能でした。ありがとうございました。
子ども達が自然と通り道から吸い寄せられて入ってくる。
改めて 渡部達也・美樹さんが「ゆめ・まち・ねっと」の活動を通して長年培われてきた関係が生み出す「場」の力を感じる一日でした。
当日の様子は、県内で当日放映のニュースがYahooでも配信されました。
4月13日付の静岡新聞にも掲載されています。

210904

境内ワーケーション・デザイン研究会に参画しています。この研究会は、文化的資源のひとつである社寺の境内に焦点を当て、その空間特性を生かしながら仕事と休暇の新たな価値を生み出す空間デザインを考えることを目的としています。私達は第一回目の提案として、鎌倉逗子エリアを対象としてリサーチを行い「小坪の舟ワーケーション」という提案を行いました。NST日本鉄板株式会社様、株式会社カナメ様、それぞれの研究会ウェブページに提案が掲載されていますので、是非ご覧ください。

210822

私が長年お世話になっているご夫妻の、「こども達に自分達の住宅を物理的に開放する」というプロジェクトが進んでいます。是非ご協力、ご紹介ください。「ふるさと納税型クラウドファンディング」に取り組んでいらっしゃいます。もともと自腹覚悟で挑まれているプロジェクトなのですが、ご夫妻が主催している「NPO法人ゆめ・まち・ねっと」と、静岡県こども家庭課との協働事業として、「ふるさと納税」の仕組みを活用した新たな居場所づくりに取り組むことになりました。

代表夫妻には、東日本大震災の被災地で出会い、私も参加した被災した子どもたちを元気づけるプロジェクトに参加されていました。お二人を慕い、中高生たちが同行していました。支援に取り組む姿に大変心を打たれました。今回新たな温かい居場所を開きたいと聞き、是非にとイメージ図を描かせていただきました。今後も伴走させていただく予定です。

もしよろしければ、ご応援をよろしくお願いします!
こちらが「ふるさと納税型クラウドファンディング」のサイトです。

寄付ではなく、納税です。ふるさと納税の仕組みを使い、集まった資金で新たな居場所を開くプロジェクトです。現在の住宅兼事務所を地域開放型コミュニティハウスにリノベーションします。8月4日(水)から3ヶ月限定での募集になりますが、ぜひよろしくお願いします!

201201

木質インテリア材を扱う会社、iocが開設している「建築における床の意味と意匠について」というコラムに寄稿させて頂きました!こちらです。定住社会と床の関係について。長く持つ床、持たない床について。床より地面が貴重だった経験など。是非、ご覧ください!

    

 

                        

200828

先日発売の書籍、『心地よい空間をつくる 小さな設計・建築事務所』(PIE International)に事務所の取り組みが紹介されています。とても素敵な装丁です。101の事務所の仕事、どの案件も濃密な時間が想像できます。建築や設計は濃密な時間と相性が良いのだと改めて思えて楽しいです。是非ご覧ください!

200601

先日発売の新建築住宅特集2020年6月号に「二本松の農園交流所」が掲載されました。是非ご覧頂けたら幸いです。巻頭論文、リノベーション史と、素晴らしい内容の詰まった号に掲載頂けたのは身の引き締まる思いです。今回の仕事をどのように位置づけたらよいのか、考え続けたいと思います。数年を跨ぎ、農作業を止めることなく住みながらの改修で大変でしたが、代々農家を続ける場所に数年間お世話になり、本当に幸せな時間でした。過酷な東北の農作業の歴史を聞きながら、美味しすぎる郷土料理を沢山頂いたり。寒く静かな雪景色の中で大工さんから東北の大工集団の凄さを聞いたり。安達太良山中腹の温泉も最高でした!また、写真家山田圭司郎さんによる、農作業と建物の関わりを表現した動画も公開していますのでご覧ください!

200517

『さとびごころ』(オフィスエルインク)Vol.41 2020 spring / 特集:自然にも人にもやさしい家 に「自然に近い家」という表題で、ドローイングとテキストを寄稿させて頂きました!「自然に近い家」は空想のプロジェクトではありますが、絵を勝手に描くのは自由ですので、まるで制約のなかった学生時代の課題に戻ったような気持ちで、これまでいろいろ調べながら良いなと思っていた建築技術の要素を、備忘録のように描き連ねたプロジェクトになっています。

『さとびごころ』は奈良の地域づくりマガジン。地域の豊かさや持続ということについて、ゆるがない視点で素晴らしい特集を続々と打ち出している熱い雑誌です。掲載頂き思わず感涙してしまいますが、是非一人でも多くの方に観て頂ければと思います!

200430

『建築と社会』(日本建築協会) 2020.04(Vol.101 / No.1177)「gallery」に、事務所の取り組みをご紹介頂きました。山口県長門市での「木の風景」と、奈良県下北山村で現在進行中の「移住体験所」を取り上げて頂きました。

また、「設計」という言葉の意味は常に再考され続けるものであり、建築の設計は「能動的な関わり」や「絵を描く」ことを含んでいる、というような主旨のテキストを寄稿しました。是非ご覧いただけたら幸いです。

191024

10/26、大阪市にて開催される「Under 35 Architects exhibition 2019」(U-35)関連イベントにてトークイベントが開催されます。テーマは「木造建築の新しいかたち」。前田茂樹さん、京智健さんとともに登壇します。近頃取り組みながら考えたこと、考えていることなどをお話しできたらと思います。是非よろしくお願いします!

「木造建築の新しいかたち」
トークセッション

【概 要】
今、木造建築を取り囲む環境が大きく変容しています。技術革新により、今まで鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建てられてきた中高層・大規模建築物や、箱型に留まらない自由なデザインが木造で実現可能に。人と環境にやさしい「木造都市」づくりがいよいよ本格化しています。当イベントでは建築家の先生とのトークセッションを始め、最新木造事例のパネル展示等を行います。この機会にぜひご参加ください。

【登壇者】
京智健建築設計事務所  京 智健
伊藤立平建築設計事務所 伊藤 立平
GEO-GRAPHIC DESIGN LAB. 前田 茂樹

株式会社シェルター

【予 定】
12:30 開場
13:00 開演
13:00~13:30 パネル等展示
13:30~15:00 トークセッション
         13:30~13:40 京 智健 最新事例紹介
         13:40~13:50 伊藤 立平 最新事例紹介 
         13:50~14:00 前田 茂樹 最新事例紹介
         14:00~14:10 シェルター 最新事例紹介
         14:10~15:00 「大阪」における木造建築の可能性
15:00~17:00 パネル等展示
17:00 終了

後日追記:トークセッションでは前田さんと京さんと議論。U-35展が開催されているうめきたシップホールは広場の中心のような場所で、オープンさがとても良い。U-35展の迫力が伝わる隣接した会場で、年齢も所属も専門も様々な人に来場頂けて嬉しかった。批評がどこに届くのかということそのものが今回の議論の主題の一つだったのではないかと思う。木という存在を介することで、自然から生み出すこと、生業、ものをつくる、生活環境をつくる、都市をつくることを連続的にとらえることができる。今後、木を媒介として多くの人に届く議論が育てば良いと思う。

  

    

190623

「長門おもちゃ美術館」が第22回木材活用コンクールにて、「日本木材青壮年団体連合会会長賞」を受賞いたしました。関係者の皆様、誠におめでとうございます。名古屋で行われた作品説明会と授賞式では受賞作が揃い、朝からお昼まで密度の高い発表が続く。合計すると長時間だが聞きたい話ばかり。一堂に会して様々な取組みについて聞けるのは重要な機会だと改めて思う。どの取組みも、地域や、地域と地域の関係などがテーマとなっていて、様々な構成メンバーの紹介にもなっている。この点がこのコンクールの最大の魅力だと思う。懇親会は超大広間を埋め尽くす全国各地からの人達。圧倒されながら、木の世界には活力があると改めて感じた。

190609

「長門おもちゃ美術館」が「木の建築賞 キノチカラ建築賞」を受賞しました。東京大学農学部弥生講堂にて第14回木の建築賞表彰式が行われ、株式会社シンラテックの近藤社長も遠路駆け着けてくれました。関係者の皆様、誠におめでとうございます!また、総評・選考プロセス・受賞作品の紹介については、こちらや木の建築フォラム編集・発行「木の建築」第48号に特集されていますので、是非ご覧ください。

190519

昨日は九州工業大学へ。こども環境学会2019年大会(九州)にて、「2018年度(第14回)こども環境学会賞」の表彰式。「長門おもちゃ美術館 」が「デザイン奨励賞」を受賞しました!プロジェクト関係者の皆様、誠におめでとうございます!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 

190423

この度、設計監理を行っておりました農家の改修計画が節目を迎え、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。長期連休に重なり、かつ直前のご連絡で大変申し訳ございませんが、ご都合が宜しければ是非お越し頂ければ幸いです。
福島県の二本松市、高村光太郎の『智恵子抄』にも登場する「安達太良山」を望む、美しい風景の中で田畑を営む農家の改修です。東日本大震災では震度7の地震に見舞われ、この地域一帯も大きな被害がありました。
母屋・離れ・蔵・納屋といった農家の建物群を、修復しつつ耐震性も持たせる改修を行い、全体をより開かれたつくりにすることで農業体験をしながら交流や宿泊が可能な形になりました。構想から3年に渡って関わらせて頂き、節目を迎えることができました。是非忌憚のないご感想を頂けましたら幸いです。

 

日時 5月1日(水曜日)5月5日(日曜日)の計2日・両日ともに10:00~17:00
場所 福島県二本松市油井字作ノ内23 https://goo.gl/maps/2k8UGCaS4p5ntq4w7
交通 JR東北本線安達駅より徒歩35分(電車でお越しの方は携帯までご連絡を頂ければ駅までお迎えに行きます)
   東北自動車道二本松ICから約8分(現地に駐車場はございます)

 

構造  : 木造
階数  : 2階(母屋・蔵)1階(離れ・納屋・庇)
規模  : 母屋193.38平米、蔵112.92平米、離れ17.30平米、納屋29.17平米、庇45.93平米
協力  : 丹治農園
意匠設計: 伊藤立平建築設計事務所
構造設計: 高木次郎 + 首都大学東京高木研究室
施工  : 鎌内工務店
外装耐震補強鋼板資材協力: 日本鐵板株式会社

 

 

190221

(仮称)道の駅北郷施設整備事業設計デザイン、宮崎県日南市にて最終選考6案のプレゼンテーションに参加。残念だったけれど一番最初のプレゼンだったので皆さんのプレゼンを全て拝聴することができて本当に勉強になった。交通・人の流れが議論の軸の一つだったのも印象的。道の駅はとても良いテーマだと思う。運営はどうあるべきか色々な方々にヒアリングをして、その過程が大変勉強になった。建築はそれらを束ねる係り。プレゼンはその全体像を伝えなければならない。課題が残る結果となった。

181226

「年鑑日本の空間デザイン2019」(編集:空間デザイン機構、年鑑日本の空間デザイン刊行委員会・発行所:六耀社)に「長門おもちゃ美術館」が掲載されました。日本空間デザイン協会(DSA)、日本商環境デザイン協会(JCD)の各コンペティションで選ばれた作品が図版とテキストで紹介されていて、さまざまな分野の空間デザインに触れることができます。是非ご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

181116

「7人の若手建築家によるサーファーの家展」に出展させて頂きます。いよいよ明日から開催です!ぜひお越しください。7名の建築家が鎌倉、藤沢エリアを対象に、サーファーのための木造住宅を提案します。会場は大船と江の島を結ぶ湘南モノレールの車内と大船駅構内。鉄道空間を会場にするというこれまでにない展覧会です。世界でも珍しい懸垂式のモノレールに揺られながらご覧ください。詳細については、参加している鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会のHPも併せてご覧ください!以下、展覧会の概要です。

 

 

参加建築家
大野 力    (sinato)
西田 司    (オンデザイン)
川添 善行(空間構想一級建築士事務所)
海法 圭    (海法圭建築設計事務所)
髙濱 史子(髙濱史子建築設計事務所)
田辺 雄之(田辺雄之建築設計事務所)
伊藤 立平(伊藤立平建築設計事務所)

会 期
2018年11月17日(土)~23日(金)

会 場
会期中運行の湘南モノレール全車両の中吊り2枠と湘南モノレール大船駅構内のHomeギャラリー

入場料
湘南モノレールの乗車券をご購入して、入場してください。

主 催
鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会 お問合せはこちらからお願い致します。
協 賛
株式会社シェルター
協 力
湘南モノレール株式会社
コーディネート
中崎 隆司(生活環境プロデューサー・建築ジャーナリスト)

 

181027

「ウッドデザイン賞2018」において、 山口県長門市の「長門おもちゃ美術館」が受賞致しました! ウッドデザイン賞の創設に趣旨にある「 木の良さや価値を再発見させる製品や取組について 」評価を頂くことができました。
長門市さん、総合監修の芸術と遊び創造協会さん、共同設計のシンラテックさん、施工者の安藤建設さん、運営の人と木さん、誠におめでとうございます!
「ソーシャルデザイン部門、コミュニケーション分野」の「姉妹おもちゃ美術館構想」と 「ソーシャルデザイン部門、建築・空間分野」の 「長門おもちゃ美術館」で受賞することができました。また、隣接する「道の駅センザキッチン」も受賞されていますので、お近くの際には是非お立ち寄りを頂ければ幸いです!

 
 
 
 

180923

2018年9月23日4:04~4:09放送、TBSニュース「現場発!インサイド・リポート」にて「難民と共に生きるシェアハウス」というタイトルで「千葉ハウス」が紹介されました。若手記者、外信部の井上遊介さんが現場目線でリポートして下さっています。「(内容の一部)難民受け入れに日本は消極的と指摘されますが、あるNPO団体が地域社会と難民が共に生きる方法を摸索し、「シェアハウス」という取り組みを始めた。」

 

 

180826

8/26(日) 17:30 ~ 18:00、TBS系列のニュース番組「Nスタ」にて、参加させて頂いてるWELgee主宰の「千葉ハウス」が紹介されました!「千葉に難民のシェアハウス誕生、地域との共存を模索」というタイトルで6/23に行われた完成披露会の様子が取り上げられ、千葉ハウスに住む難民当事者の方や、千葉ハウスに関わる様々な方が特集されています。

 

 

180824

「第12回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省・内閣府・消費者庁)において、 山口県長門市の「長門おもちゃ美術館」が受賞致しました! キッズデザイン賞の趣旨にある「子どもの未来が持続的で明るいものであるように、デザインの視点から取り組む作品」として評価を頂くことができました。「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」、「建築・空間デザイン分野」で受賞することができました。審査評を含む受賞内容の詳細についてはこちらをご覧ください。

 

 

180807

月刊不動産流通2018年9月号にWELgee+LOCAチームに混ぜて頂いた「千葉ハウス」が紹介されています。臨場感ある写真も渋いです!

 

 

 

 

 

180710

一般社団法人日本空間デザイン協会主催の「DSA日本空間デザイン賞2018」の「文化・街づくり空間部門」にて、設計に参加させて頂いた「長門おもちゃ美術館」が入選いたしました。受賞・入選作品が「DSA日本空間デザイン賞2018」のページで公開されています。是非ご覧ください!

 

 

180709

日本商環境デザイン協会が主催するJCD Design Award 2018において、BEST100に「長門おもちゃ美術館」が選出されました。山口県長門市の仙崎に今年の4月にオープンした木育推進拠点施設です。長門市さん、総合監修の芸術と遊び創造協会さん、共同設計のシンラテックさん、施工者の安藤建設さん、運営の人と木さんとともに入選できたこと、大変嬉しいです!

 

 

 

180626

日経BP社「新・公民連携最前線 / PPPまちづくり」にて「センザキッチン」と並び「長門おもちゃ美術館」を取り上げて頂きました。「センザキッチン」には一つ一つメッセージが伝わるものが並んでいて、長門の魅力を学ぶことができる場所の一つでもあります。是非ご覧いただけたら幸いです!

 

180623

難民を支援する「NPO法人WELgee」(渡部清花+山本菜奈+林将平+笠置健人+他)さんと、千葉で「愛のある不動産屋さん」である「合同会社LOCA」(川北英樹/アリー)さんとの共同プロジェクト「WELgeeハウス@千葉」に今年の初め頃から参加させて頂き、6月23日、無事上棟式を迎えることが出来ました。クラウドファンディングによって始動し、完全セルフビルドで実現させた参加者・協力者の方々の強い意志に脱帽の日々でした。本当にお疲れ様でした!いくつかの意味でとても意義のあるプロジェクトだと思っています。難民の方々が暮らす上で、都市の中でのアノニマスな存在から地域の中で結びつきのある存在へ、どのような環境が生まれれば良いのか。場づくりの時間も含めて関係性をつくっていく。場づくりにはテマヒマと多く手助けが必要なので、関係をつくるのにとても良いなと思いました。また協力者の一人である「Coaido」(小澤貴裕)さんの環境負荷をミニマムにする防災専門技術と、蛍の保存地域である美しい周辺環境への向き合い方との間で多く学ぶことがあります。このような場に参加できるのは、東日本大震災をきっかけとした出会いのお陰でしたが、当時の取り組みをさらに具体的に前進する形で、「地域」「防災」「国際」のハブとしての在り方の一つに居合わせることができるのはとても嬉しいです。地域から参加頂き、活動をサポートして下さっている金坂秀雄さんがハブとしての在り方を「大網」の地名に掛けて最近創業をされた試みに重なる所があります。この「千葉ハウス」の取り組みはNHKハートネットTVの記事になっていますので是非ご覧ください!

 

180602

6月2日、古川ちいきの総合研究所の古川大輔さんにお声掛けを頂き、H30年度第一回大阪経営実践研究会にて「長門市おもちゃ美術館をはじめとした地域木材利用の建築事例」をテーマとしてゲスト講演をさせて頂きました。古川さん、スタッフさん、ご参加を頂いた方々、このような場を設定してくださりありがとうございました。一つの建物の実現は、取り巻く自然とそれに関わる人の営みの一つのプロセスに過ぎず、一つの側面から見れば見えやすい具体化の事例であるということをテーマとしたつもりでした。懇親会での議論も含めて大変勉強になった一日でした。ありがとうございました。

 

180526

LIFULL HOME’S PRESS 5月22日付の記事にて、4月にオープンした「長門おもちゃ美術館」を取り上げて頂きました!長門市の風土、地産の多彩な物を扱う道の駅「センザキッチン」の紹介に始まり、地域が一体となって積み上げ式につくられた公設民営の「長門おもちゃ美術館」が実現するまでの経緯を分かりやすく紹介頂いています。地域の生業の立役者となっていかなければならない山林木材加工の仕事の活躍の場としての側面についても掘り下げて頂きました。是非ご覧いただけたら幸いです!

 

 

180326

この度、山口県長門市の仙崎で設計監理を行っておりました「長門おもちゃ美術館」が竣工を迎え、内覧会を行わせて頂く事になりました。長門市・東京おもちゃ美術館(芸術と遊び創造協会)・NPO法人人と木が取り組む木育推進拠点施設で、4月7日のオープンを目指して準備が進んでいます。遠方の方には大変恐縮ですが、ご都合が宜しければ是非お越し頂ければ幸いです。

日時:
2018年4月
(プレオープン期間)
・1日(日曜)~6日(金曜)/ 終日10:00~17:00
(オープン後)
・7日(土曜)・8日(日曜)/ 終日10:00~17:00
・15日(日曜)/ 午後13:00~17:00
※7日、8日はオープニングになりますので、大変混雑が予想されます。
※来て頂ける方は、事前にご連絡を頂ければ幸いです。私の日程を調整します。
※それ以降の平日・週末でお越しになる日を事前に頂ければ、私の日程を調整し、現地にてご案内することも可能です。ご連絡を頂けましたら幸いです。

場所:
山口県長門市仙崎4297-1センザキッチン内
交通:
JR西日本山陰本線「仙崎駅」より徒歩10分程度です(本数が限られていますので時間をご確認ください)。
お車で来られる方は、周辺に駐車場がございます。分かりにくければ事前にご案内致しますのでご連絡頂ければ幸いです。
建物概要:
構造:鉄骨造 / 階数:1階 / 工事種別:改修及び増築 / 規模:337平米(110坪)/ 建築主:長門市 / 総合監修:東京おもちゃ美術館(芸術と遊び創造協会)/ 意匠設計:伊藤立平建築設計事務所 + シンラテック / 構造設計:門藤芳樹構造設計事務所 / 施工:安藤建設
連絡先:
伊藤立平 ito@tappeiito.com(メールアドレス) 090-7174-8139(携帯)
※ご不明な点に付きましては何なりとご連絡ください。

長門市の仙崎は漁業で栄えた歴史ある港で、現在海産物の土産物屋さんや、青海島をめぐる観光船の発着場があります。この建物の一角に「長門おもちゃ美術館」が計画されました。すでに隣接する場所に昨年10月、農林水産物の直売等を行う交流拠点が先行開業し、この施設の直後に情報発信を行う「道の駅センザキッチン」が完成し全体がオープンします。長門の豊かな山の木々や地場の製材技術と、歴史ある漁港とを新たに結びつける場所として、子供から大人までが学びを得ることができる空間を目指しました。

「母屋角」と呼ばれる汎用寸法材に地場の多樹種を加工し、組み上げられた壁・大きな屋根下を多樹種の柱列が緩やかに仕切る空間・長門の山の樹種構成を示す柱列、山と海を繋ぐ水平の窓・桟敷状の床・風景を切り取る小屋・クラウドファンディングにより改修された船が停泊できるデッキテラス、などが特徴的な空間となっています。関係者の方々と思考錯誤を積み重ねながら、チームの一員としてようやく完成を迎えることができました。是非忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。

180321

『ディテール』(彰国社)4月号(No.216)、「明日の建築をつくるもの」という連載で、透明素材をテーマとした座談が掲載されています。フミンコーティングの八木澤さん、建築家の田辺雄之さん、モデレータの中崎隆司さんとの座談です。是非ご覧ください!鎌倉藤沢リング・プロジェクトチームで行った湘南モノレール富士見町駅の壁面改修を取り上げて頂いています。「光(影)」や「熱」の調整を物理・化学の領域で行うフミンの技術が日本を超えて様々な気候環境の中のガラス建築へ広がる可能性をお聞きすることができたのは刺激的でした。建築の技術と組み合わされる時、ハイテク・ローテクの線引きが問い直される議題だったと感じます。我々が壁面で取組んだ汎用材の組み合わせによる「設計」の問題とどのように接続されるべきか、引き続き考えて行きたいと思いました。

 

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建築技術2017年12月号、日大建築学科空間構造デザイン研究室による「構造デザインMAP2016」に「木の風景」を取り上げて頂いています。「構造デザインの観点から特徴的かつ資料的な価値を有する」と共感頂けたことが嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

171119

 

 

 

 

 

 

山口県長門市の住居兼展示場「木の風景」が第9回JIA中国建築大賞2017、住宅部門にて特別賞を頂きました!本プロジェクトの企画者であり建築主である近藤社長夫妻はじめ、シンラテックの皆さんとの共働に評価を頂くことが出来、大変光栄です。

現地審査は数百キロの旅程の中で審査員の方々にお越し頂き、近藤夫妻も交えて山や樹木の話、製材業の話、試行錯誤の末辿り着いた建築での取り組みの話をする機会を頂き、忘れ得ぬ思い出となりました。

18日はJIA中国支部建築家大会IN長門2017での表彰式と講評へ出席。構造を担当下さった桃李舎の桝田洋子さん、貴田祥子さんも遠路お越し下さいました。

総評は審査委員長の内藤廣さんから。大会開催地に因む金子みすゞ「海と空」の言葉の分かりやすさについて。関連するかもしれませんがアーティストによる建築について欠席された名和晃平さんとの議論が聴けなかったのがとても残念でした。

個別評では内藤さんから、今まで建築家が川上から川下までを引き受ける取り組みがなかったのではないかというコメントを頂くことができ(おそらく建築やものづくりの文脈においては前日の三井所さんの長期、分散、円環型の取組みが参考になりそうですが)、前田圭介さんからは、特に高さ方向のスケール(住居との関係)の根拠についてご指摘を頂きました。

 

 

 

 

 

授賞式後、大変光栄なことに(会場からとても近いため)受賞された建築家の方々が「木の風景=木材展示場+住居」にお越しくださいました!

居間でもある中央のホールにて、近藤社長から地場の広葉樹材についての説明があり、多方面からの意見交換の場となりました。この機会を頂いてとても良かったのは、(私も共感する)建築家側からの切実な価格や融通を効かせてほしい依頼の仕方の話の方向と、山を守り、林業家を守り、製材業を守る側の近藤社長の話の方向が向かい合う場面に立ち会えたことでした。利害が相反する面もありながら、ポジティブに乗り越えるべき課題だと思います。

実物を見て頂ける貴重な機会でした。皆さん多忙かつ遠方にも関わらず、本当にありがとうございました!

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長門市・東京おもちゃ美術館(芸術と遊び創造協会)・NPO法人人と木さんたちが取り組む木育推進拠点施設、「長門おもちゃ美術館(仮称)」のプロジェクトチームに参加させて頂いています。先日、いよいよ2018年4月のオープンを目指して工事がスタートしました!

長門市にある仙崎漁港は青海島という美しい島に隣接しています。漁業で栄えた歴史ある港には、現在海産物の土産物屋さんや、青海島をめぐる観光船の発着場があります。この建物の一角に「長門おもちゃ美術館(仮称)」が出来る予定です。これまでは「裏」とされていた船着場に近い海側を「表」とし、海から船を迎え入れるような計画です。内部には長門にちなんだ様々な場所を設え、木のおもちゃを通して地元の「海」や「山」への学びを深める場所になれば良いなと考え、チームの一員としてディスカッションを重ねてきました。

すでに隣接する場所に今年10月、農林水産物の直売等を行う交流拠点が先行開業しました。来年4月には情報発信を行う「道の駅センザキッチン」と共に全体がグランドオープンします。地元の方々、来訪される方々に末永く楽しんでいただける場所になることを目指しています。

長門おもちゃ美術館(仮称)の詳細については公式ホームページが開設されていますので是非ご覧ください。

また、フェイスブックやツイッターで現在の様子が更新されていますので、併せて是非ご覧ください!

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奈良県平群町の駅前プロジェクト「浅川商店平群駅前計画」が、デザイン情報サイト『JDN』に掲載されました! 是非ご覧下さい。

 

 

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今週8/12(土)5:00〜、テレビ朝日の番組「渡辺篤史の建もの探訪」にて、横浜の「露台の家」が紹介されます。古い宅地割りと周辺地形が可能にする、ワンルームを成立させる平面と、その上部で太陽光を受け止める仕組みについてご紹介頂いています。是非ご覧頂けましたら幸いです!

 

 

 

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日経アーキテクチュア7月13日号の「News Project [プロジェクト]」、同ウェブサイト7月3日付の記事にて、地元鎌倉・藤沢エリアで活動している「鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会」にて行った「湘南モノレール富士見町駅」の壁面改修計画を取り上げて頂きました。今回の設計の具体的内容とともに、活動の方向性についても触れて頂きました。是非ご覧頂ければ幸いです。

また、同ウェブサイト7月26日のコラム「記者の目」、堀部安嗣さんの「動く建築」の記事の中で、我々鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会の試みについても取り上げていただきました!地域と乗り物の関係から「これまでにあったもの」を浮かび上がらせるような事例として扱って頂いています。是非ご一読ください。

 

 

 

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山口県長門市の製材所プロジェクト「木の風景」が、デザイン情報サイト『JDN』に掲載されました! 是非ご覧頂ければ幸いです。

 

 

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先日発売の日経アーキテクチュア2017年5月25日号『フォーカス住宅』にて、山口県長門市のプロジェクト「木の風景」を掲載頂きました!「木材展示場」としての在り方とプライバシーの両立、地場の広葉樹材の建材への利用状況、本プロジェクトでの「木材展示」としての空間的試みなどについてご紹介頂きました。また、誌面での内容については日経アーキテクチュアのウェブサイトにてもご覧頂けます。是非ご覧頂ければ幸いです!

 

 

 

 

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今週 5/20(土)17:00〜 、近畿圏MBS(毎日放送)の番組 「住人十色」にて、「浅川商店平群駅前計画」が紹介されます。奈良県平群町の駅前を活性化するために住居と仕事場を一体的に移し、駅前から連続した場をつくる計画に協力させて頂きました。プライベートとパブリックの境界が空間の運用の中でなるべく滑らかになるように外部まで含めて計画しています。近畿圏の方、是非ご覧頂けましたら幸いです!

 

 

 

 

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福島県二本松市にて1年以上打合せを重ねてきたプロジェクトが少しづつ動き出す。GWはクライアントと物の整理をしながら計画と現況の整合性をリサーチ。江戸、明治、大正、昭和、平成・・何がどの年代だかわからないほど、自然にものが集積されている。100年来、日常が延々と続けられていることを実感。農家を先祖代々引き継がれている家には、私のような新興住宅地育ちにはない歴史がある。クライアントは、蔵から曾祖父の日記を発見されて喜んでおられた。同世代のクライアントがまだ小学生のころまで、養蚕は盛んだったのとこと。プラザ合意以降、バブルの入口で、養蚕をやめてしまう人が増えたらしい。伺うたびに色々なことを学べて最高に楽しい。

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AGC studioで2月に開催された「新しい建築の楽しさ2016」展、デザインフォーラムレポートがアップされました。テーマは「プライベートスペースをパブリックに開く」。馬場兼伸さん、落合正行さんと議論しました。個々のプロジェクトの細部に至る紹介から、テーマについての議論へ繋げていく流れになっています。プロジェクト毎の成立条件やアプローチの違いが掘り下げられることで、具体的に「パブリック」性がどこに意図されているのかが対比的に見えるようになっているのではないかと思います。私の話の中では、地方都市での生活という所も論点にさせて頂いています。読み応えがあると思いますので、是非ご覧頂ければ幸いです!

 

 

 

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ウェブマガジンCREVIA TIMES(クレヴィアタイムス)にて、テリー伊藤さん、伊藤忠都市開発さん、電通の森田章夫さんたちのチームで取り組んだコンセプトルーム、「間取りのない家」のご案内をさせて頂きました。是非ご覧頂ければ幸いです!「間取りのない家」 は一昨年、昨年と関わらせて頂いた、住まいを想像力を持って考えるきっかけづくりとして始められた、CREVIA CREATIVE CHALLENGE(クレヴィア・クリエイティブ・チャレンジ)というプロジェクトの一環として試みられたものです。また、テリー伊藤さんが「間取りのない家」を案内する動画も公開されていますので是非ご覧ください!

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2月1日に佐藤敏宏さんと久々にお会いし、近況報告させて頂いた内容を文字起おこしされ、「ことば閲覧」にて公開頂きました!
日頃考えていて大事だなと思いつつ、纏まりなくぐたぐだな所を、的確なことばで抽出くださり、貴重な記録にして頂けたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございます。是非ご覧いただければ幸いです!

 

 

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少し前から、鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会のメンバーとして活動しています。私は都内から引っ越し、鎌倉の新興住宅地で育った世代なのですが、この研究会では、通勤の足でもあった交通機関を、まちの魅力を増す重要な資産として見直す活動を行っています。この度は、株式会社湘南モノレール様に貴重な機会を頂き、富士見町駅のバリアフリー化工事に併せて壁面リニューアルの計画に参加させて頂くことができました!モノレールに乗ると、周辺の風景や地形をより魅力的に感じることから、地形の物理的距離・高さを2次元平面に投影する演算を行い、ポリカ3層の半透明レイヤーを使用して重ね合わせています。是非お近くに寄られる際はご覧ください。一緒に活動している田邉雄之さんの写真をシェアさせて頂きます。いよいよ明日から、エレベーターの使用も開始され、リニューアルされた駅の利用が始まります!

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この度山口県長門市に竣工致しました「木の風景」を、先日発売の新建築住宅特集2017年4月号に掲載頂いています。掲載にあたり、編集部の皆様、近藤社長はじめシンラテックの皆様、桃李舎の桝田さん、貴田さん、誠にありがとうございました。

素晴らしい写真とともに、このプロジェクトで取組んだことが伝わる編集をして頂き、大変感謝しております。全誌面は読み切れていませんが、木と建築の間で様々な取り組みがなされていることに改めて勉強させられることだらけです。是非ご覧頂ければ幸いです。
また、新建築社のウェブサイトにて当プロジェクトの紹介動画を配信頂いています。

改めて振り返ってみて、プロジェクトの位置づけとして誌面の説明文に付記させて頂くとすれば、住宅とサテライトの一体化という方向性が、シンラテックさん、近藤社長との長い議論の中から明確になってきたこと、住宅を建てることが単なる所有の対象ではなく、街の関係を繋ぐ契機となっているということです。また何故「広葉樹材」なのかということについては、資源量はふんだんに山中にありながら、「雑材」として位置づけられ、今まで使われなかった樹種を扱う可能性の幅を拡げることが目的でした。地域で閉じる訳にはいかない製材所のスケールの話や、生産から使用までの循環の話など、必要な議論がまだまだあるように思います。

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architecturephoto.netの”注目情報”にて、「木の風景」についての弊社HPに掲載している写真と、新建築住宅特集2017年4月号発売と同時に配信された解説動画についてご紹介頂きました。ありがとうございます。

 

 

 

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昨日はAGC studioで開催されたデザインフォーラム「プライベートスペースをパブリックに開く」に参加。「木の風景」に関しては完成に至る経緯を説明。落合さん・馬場さんのプロジェクトの説明の中で「中間領域=コモン」の話があり、馬場さんからの問いかけで「私」を開く手段として空間なのかモノなのかという議論へ。地方都市の状況としても重要なテーマであり、テーマ共有して臨んでいたつもりだったが各アプローチの違いを実感した。落合さんから「ワカミヤハイツ」、馬場さんから「東松山農産物直売所」も議題に上がる。テーマを通して複数のプロジェクトを関係させ合う状況はとても刺激的だった。懇親会でも議論は続き、個人的には、スケールの話、敷地の内・外の話や行為の話など、もう少し話したかったですが時間切れでした。ありがとうございました。

 

 

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山口県長門市に、SDレビュー2015に出展させて頂いた「木の風景」が竣工致しました!馬場兼伸さん、落合正行さんと共に登壇させて頂く「プライベートスペースをパブリックに開く」というテーマのフォーラムにて、このプロジェクトの取り組みについて説明させて頂きます。2/16木曜日、18:30からですので、もしお越し頂ける方、是非ご参加宜しくお願い致します!鹿島出版会のFBページに、「SDレビュー完成作品」としてフォーラムの案内と共に掲載頂きました。

 

 

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japan-architectsブログにて「新しい建築の楽しさ2016 後期展」の様子をアップきました!バンバさんによる展示空間の様子や、個々のプロジェクトについてご紹介頂いています。

 

 

 

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住宅・インテリア誌LiVESvol.91(2017年2・3月号)に横浜の「露台の家」を掲載頂きました。後半の水廻り特集です。平面計画の中心にあるダイニングキッチンなど、細部まで丁寧に扱って頂いています。

 

 

 

 

 

 

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「新しい建築の楽しさ2016」展の後期展に出展させて頂きます。前期展は昨年11/8~12/27でしたが、後期展は1/10~3/4です。また2/16(木)に連動企画「プライベートスペースをパブリックに開く」というテーマのフォーラムに 馬場兼伸さん・落合正行さんと共に参加します。私は、山口県長門市でのプロジェクトを出展しますが、フォーラムではプロジェクトの経緯と具体的な取り組みについてご紹介したいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

 「新しい建築の楽しさ2016」展

開催期間: 後期 2017年1月10日(火)~3月4日(土)
開催場所: AGC studio1階エントランス ギャラリー (東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館)
主催:「新しい建築の楽しさ2016」展委員会(代表:AGC studio)
企画: 中崎隆司(建築ジャーナリスト&生活環境プロデューサー)
会場構成: バンバ タカユキ takayuki.bamba+associates
特別協賛: AGC旭硝子 AGC studio
協力: 株式会社エーシーエム、カマタ_ブリッヂ

 

 第77回 AGC studio デザインフォーラム(2017/2/16) AGC studio Exhibition No.19「新しい建築の楽しさ2016」展連動企画
「プライベートスペースをパブリックに開く」

日時: 2017年2月16日(木) 18:30~20:00(18:00~受付)
開催場所: AGC studio 2階会議室
講演者: 馬場 兼伸氏(馬場兼伸建築設計事務所) 伊藤 立平氏(伊藤立平建築設計事務所) 落合 正行氏(PEA…/落合建築設計事務所)
モデレーター: 中崎 隆司氏(建築ジャーナリスト、生活環境プロデューサー
定 員: 70名(事前申込制、申し込み状況により定員が変わる場合もあります)
参加費: 無料

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12/7(水)「木質化をめぐる日仏建築家ラウンドテーブル」に参加しました。参加させて頂いたのは第4部の「フリーアクセスセッション」です。内覧会を開催予定の山口の製材所ギャラリー+住宅について、模型を用いて説明させて頂きました。個別のアプローチが複数集まることで、建築と木との関係がより多面的になっていくような、並列型の面白いトークセッションでした。我々のプロジェクトも共感可能な一つのアプローチを示すことが出来ていたら良かったです。終了後、模型はそのまま建築倉庫ミュージアムにて展示頂いてますので、是非ご覧いただければ幸いです。

日時:2016年12月7日(水) 14:30~18:30 開演 (13:30開場)
第1部 「フランスにおける木質化の新たな動向」
第2部 「日本における木質化の新地平」
第3部 「木質化のビジネスモデル」
第4部 「フリーアクセスセッション」

会場:イベントスペース「Terratoria」 (東京都品川区東品川 2-6-10)  / 入場料:無料(資料配布有)  / 定員:60名

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この度、設計監理を行っておりました製材所のギャラリーと住宅が一体となった建物が竣工を迎え、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。
昨年「SDレビュー2015」に出展させて頂き、現在銀座AGCstudioにて開催中の「新しい建築の楽しさ2016」後期に出展予定のプロジェクトです。遠方の方には大変恐縮ですが、ご都合が宜しければ是非お越し頂ければ幸いです。
長門市にて製材所を家業として営む家族のための建物です。かつては身近であったはずの店先が失われた今日、改めてまちの中に製材所の魅力的な技術を垣間見れる場をつくる試みです。自社の技術を生かし、建築技術と向き合いながらどのように空間を作れるのかに挑戦しました。製材所の方々と思考錯誤を積み重ねながらようやく完成を迎えることができました。このような取り組みなのですが、是非忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。
現在の製材所の様子についてはhttps://vimeo.com/193296236にてご覧頂けます。

 

 

日時:
2016年12月10日(土曜日)、11日(日曜日)、17日(土曜日)、18日(日曜日) 各日とも10:00~17:00
※伊藤は全日現地におります。お時間、ご連絡頂ければ調整可能です。
場所:
山口県長門市東深川※
※参加をご検討いただける方は、大変お手数ですが下記の宛先までご連絡いただければ幸いです。
※ご予定との調整があると思いますので、直前の参加・不参加のご連絡でも結構です。
※現地までへの経路につきましては、ご参加頂ける方に個別にご連絡差し上げます。当日でもお伝えできます。
交通:
JR西日本山陰本線・美祢線「長門市駅」より徒歩5分程度です。
JR西日本新幹線「新山口駅」までお越し頂ける方は送迎(現地まで1時間ほど)をさせて頂きますので、事前にご連絡頂ければ幸いです。
※お車で来られる方は、周辺に駐車場所がございます。ご案内致しますので事前にご連絡頂ければ幸いです。
建物概要:
構造:木造 / 階数:2階 / 規模:145平米(44坪)ほど / 意匠設計:伊藤立平建築設計事務所 / 構造設計:桃李舎 / 施工:シンラテック
連絡先: ※その他、ご不明な点に付きましては何なりと下記までご連絡ください。
伊藤立平 ito@tappeiito.com(メールアドレス) 090-7174-8139(携帯)

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一昨日は吉野の山ツアー。朝集合し、昼には山頂へ。想像を遥かに越える山の起伏と広大さ。年数を掛け、頂きへ向けてつくられ続けているS字の道の労力。4駆で登り下りするとはいえ、これも想像を越えていた。樹齢200年の杉を拝むこともでき、1日を満喫。貴重な機会をつくって下さり、本当にありがとうございました!

 

 

 

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山口県長門市にて8月6日より10日まで、木製壁組のサマーワークショップを開催し、おかげ様で無事終了しました!

初日、参加の学生達と岩国にて合流して長門へ。現場にてチーム編成や人員配置など目標を達成するための戦略会議。シンラテックの皆さん、大工さん達と。

その後の数日間、あいにくの雲ひとつない晴天の中、休憩と水分補給を小まめに入れながらの作業。数日間で500枚ほどの板を積むことができました。高所の作業など、残りはシンラテックさんのメンバーと大工さん達にバトンタッチし、お盆前に目標に到達できました。

早朝の萩の松下村塾、松陰神社、向津具半島からの眺め、「日本の最も美しい場所31選」選出の元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社、夕方の湯本温泉、油谷湾へのサンセット・・・限られた時間でしたが周辺の風土を楽しめた数日間でもありました。素晴らしいメンバーに恵まれ、一体的になったことで現場が盛り上がり、無事目標が達成できたと思います。参加してくれた学生の皆さん、その後を引き継いでくれた現場の皆さん、言葉に尽くせませんが本当にありがとうございました!

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TIT建築設計教育研究会、総会後に百年記念館1階展示室での懇親会にて、卒業後の活動および最近の取り組みについて、ショートプレゼンテーションする機会を頂きました。恥ずかしながら自分が行った卒業設計についても少しだけ触れました。次に卒業設計・修士制作の受賞作品の発表と講評。力作が揃う。大岡山建築賞金賞の作品は、都市の動線空間を祝祭空間に自然と接続できる段状の空間要素を産み出していてさすがという感じ。その後、建築界を牽引してきた先生方との懇親会。東工大、久々に訪れる。100年記念館に入ったのは多分卒業以来。卒業設計発表の場として素晴らしい使われ方。

 

 

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この度、設計監理を行っておりました店舗と住宅が一体となった建物が竣工を迎え、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。ご都合が宜しければ、是非お越し頂ければ幸いです。

奈良県の平群(へぐり)町の、丘陵地にを見渡す駅前広場前に建つ建物です。
大阪に住まわれていた建主様が地元に戻られ、仕事を継続する事務所、新たに始める工房、先代から引き継いだ商店を併設しています。どのように建つと良いのか、検討を重ねてきました。是非忌憚のないご感想を頂けましたら幸いです。

日時: 6月11日(土曜日)、12日(日曜日)両日ともに10:00~17:00
場所: 奈良県生駒郡平群町吉新4丁目2 https://goo.gl/maps/MFaDxXJ7Tdp
交通: 近鉄生駒線平群駅より徒歩3分程度、駅前広場に面しています。
   
※お車で来られる方は、周辺に空き地や月極は多いのですが、コインパーキングが最寄りでどの辺りか未確認です。空きスペースに停めると近隣のご迷惑になる可能性がありますので、ご配慮頂ければ幸いです。

構造  : 木造
階数  : 1階(平屋)
規模  : 180平米(55坪)ほど
意匠設計: 伊藤立平建築設計事務所
構造設計: あさかわ設計
施工  : コハツ

その他、ご不明な点に付きましては何なりと下記までご連絡ください。
伊藤立平 / ito@tappeiito.com(メールアドレス) / 090-7174-8139(携帯)
どうぞ宜しくお願い致します。

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今更ですが・・GW初日は福島県二本松市にて現況建屋を実測!優秀な測量チームにより、充実した成果を得ることができました。感謝です。床下と天井には入れなかったので、断面がまだ見えませんが、楽しみは取っておくということで。応えなければならない文脈は数多くあるはずで、一つ一つ慎重にやっていきたい。時間は十分頂いているがこういうことを考える時間の有限性をいつも残念に感じる。本来、生活がつくられていくとき、時間を気にしていたら良い状態にならないと思う。

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一昨日の日曜日は直前に快晴になり、良い気候のなか内覧会を開催することができました。建て主さんが在宅されながらの会でしたが、色々な会話と交流をさせて頂くことができました。お忙しいなかお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

 

 

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先週、13日は長門にて無事上棟式。天気にも味方されて順調に執り行われました。関係者の皆様、ありがとうございます。今回は7時間かけての車移動を試み、山陰の絶景を堪能できました。長門市駅近辺の宿に関しては未知の体験の連続で、旅日記に纏めたいほど逸話が蓄積されつつあります。

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この度、昨年設計監理を行った住宅にて、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。ご都合が宜しければ、是非お越し頂ければ幸いです。

横浜青葉区に特徴のある丘陵地に建つ100平米ほどの木造の住宅です。

日時: 3月20日(日曜日)11:00~16:00
場所: 神奈川県横浜市青葉区※
交通: 東急田園都市線青葉台駅より徒歩10分程度、もしくは路線バスにて

 

参加をご検討いただける方は、大変お手数ですがFBメッセージ等でご連絡いただければ幸いです。
ご予定との調整があると思いますので、当日・直前の参加・不参加のご連絡でも結構です。
※青葉台駅からの所在地への経路につきましては、ご参加頂ける方に個別にご連絡差し上げます。当日でもこちらからご連絡できます。
また、建主様はすでに居住済みで当日ご在宅されています。その他、ご不明な点に付きましても何なりとご連絡ください。どうぞ宜しくお願い致します。

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昨日は天候に恵まれ、冬の山並が美しい中上棟を迎えることが出来ました。素晴らしい式とその後の会をご準備下さりありがとうございました。会では山の話で盛り上がり、そう言えばこういう会話の場は上棟の時にしかないのかも、と昔からの習わしの重要さに気付いた日でした。

 

 

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旭硝子のウェブサイト『Glass Plaza-PRO』の『新しい建築の楽しさ』で山口県の長門市で進行中のプロジェクトを掲載頂きました。建築設計の領域を、一つのプロジェクトの中でどの位置に成立させ、それを生かしていけるのか、方法や議論を積み上げていかなければならない部分を多面的に扱って頂いています。

 

 

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山口県長門市で計画中のプロジェクト、ようやく着工を迎えることができました。一昨日の地鎮祭ではこの季節には珍しく天候に恵まれ快晴。それに続く昼食、地場のイカ海鮮料理は活きが良過ぎる絶品でした。このプロジェクトは、「新建築 住宅特集 2016年1月号」の特集企画「最新住宅プロジェクト17題」に掲載頂いています。是非ご覧頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

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本日、1/8(金)の岡山県立大の最終講義を特別講義にしました。来日しているフォスター事務所の横松宗彦氏を迎え、「コンピューターによる建築実践の現在」と題するレクチャーを2時間ほど行います。私がモデレーターを務めます。具体的なプロセスが垣間見れる濃い時間になりそうなので、今からテンションがあがります。

 

 

 

 

 

 

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「SD2015」(鹿島出版会/SDレビュー事務局編)の誌面上にて受賞作の発表。受賞者の皆様おめでとうございます。入選作として山口県のプロジェクト、「木の風景」を掲載頂きました。「審査評・展評」まで進み、かなりの読み応えでしたが、後半の「プロジェクトデザイン」特集もまた気になります・・・ご高覧いただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

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東京ビッグサイト東ホールで開催中のJapan Home & Building Show 2015 山口県ブースにて、県産椎材の積層による展示計画に参加させて頂きました。会期は昨日18日(水)より明日20日(金)までです。棚には山口県の木工作家さん達の素晴らしいの作品が並んでいます。是非お立ち寄りください!

 

 

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10月11日(日)、高見公園にあるオープンな小屋「ホワイトハウス」をペイントしなおし、夜にアニメーションをを投影するワークショップを開催しました。南相馬を支援し続けている「ゆめゆうと」さんと連携している企画です。

日時: 10月11日(日) 13:00~17:00
場所: 福島県南相馬市原町区 高見公園(道の駅に隣接)
内容: 「ホワイトハウス」家具のペイント、絵あかり(灯籠)づくり、投影スクリーンの設置など
主催: ゆめゆうと + まち家具チーム + みんな共和国実行委員会

描くことや工作を介してまちに働きかけ、まちの表情(テクスチャー)を浮かび上がらせることを目的としながら、小屋の清掃と塗替えを行いました。11日は、日中のWSが終了し、夕方の部、夜の部と続き、日が暮れても人は減らず、盛り上がりました。600本の灯籠と子供の絵の投影で幻想的な空間が公園に広がりました。
ドキュメントとして記録に収めてくれたカメラマンの山田さん、大工大の学生2人、京都~福島の片道12時間遠路にお付き合い頂きありがとうございました。山田さんには前回の岡山県立大学の茶室移築プロジェクトに続く2回目の福島で、本当にお疲れ様でした。
今回、高見公園に広がった夜の幻想空間は、市古さん率いるゆめゆうとチームをはじめとして、 近藤先生、南相馬市・南相馬市役所男女共同こども課・都市計画課・道の駅・観光協会・銘醸館の方々、酒井さん、小馬崎&パンゲアの皆さん、新目さんが同じ場所と時間を共有することで生み出された、想像をはるかに超えるものでした。そのような場所に参加することができ、大変光栄でした。ありがとうございました。

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Timberize OSAKA に出展させて頂いています。【第1期】の『木造建築展 in OSAKA』にて山口に計画中の製材所ギャラリーの模型を展示しています。本日10/15(木)から20(火)までの開催です。是非お越しください。

『Timberize OSAKA ~都市木造が大阪を未来へつなげる~』
【第1期】
会期:平成27年10月15日(木)~ 20日(火)
開催時間:10:00~18:00(会期中無休、最終日は17時まで)
入場料:無料
場所 :大阪デザイン振興プラザ デザインギャラリー(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟10F)

 

 

 

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SDレビュー2015、4日に京都工繊大にてシンポジウム終了。「建築のたちあがり方」をテーマに安田さんと曽我部さん、岡村さんのレクチャーから開始。安田さんはご自身のSD入選作を、曽我部さんは地域のWSで生まれる建築を、岡村さんは新たな技術の追求を語られていたのが印象的。
続いて15作品の発表。当たり前だがどのプロジェクトも完成していないので、大学の中間講評会に状況が似ていると思った。建ちあがりつつある所から現在まで、どれも進行形である。エスキースの場に相応しく、今後の方向性や選択肢を議論できると面白いだろうなと思った。エスキースを受けるタイミングの問題もあるけれど、コストやクライアントなど、より現実に接続した上でのエスキースは、プロジェクト全体を勇気付けて前進させてくれる所が少なからずあると思う。日本にいないため来場されずビデオ出演だった川原さんも以前そのようなことを言われていた。15作品の熱量はほとんど所定時間に収まり切らず、残念ながらシンポジウムとしてはタイムスケジュールの限界だったと思うが、個人的にはさらに時間があれば15作品の建ち上がってくるまでが語られはじめると思うので、そこがさらに聞けると良かった。

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シルバーウィークの9/18~22、今年3月に鹿島区ののらとも農園に完成していた小屋を再び小高駅前のオープンスペースに移築するワークショップが岡山県大の有志チームにより行われた。津田先生、中原先生率いるチームによる相変わらずの渾身の作業。学生も数日間の作業でこんがりと日焼けしながら頑張っていた。何としてもやりとげて成果を重ねていく岡山県大チームの強い意思にはいつも脱帽する。広畑さんや小林さんたち小高の未来を考えている方々と学生たちとの一体感のある空気に触れることができ、今回も参加できて良かった。最終日に催された広畑さん・小林さん達によるスライドレクチャーを試写も含めて3回も拝聴することができ(!)、その内容が一層深く胸に刻まれた1日だった。

 

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japan-architectsブログにて、SDレビュー2015東京展の様子をご紹介頂いています。東京展は20日に無事撤収を完了しましたが、京都展が28日より始まりますので是非お越しください!

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8日は台風が直撃しながらの大阪→東京のシビアな搬入。まさかの首都高渋滞で川崎で下りて246で向かう。かなり滑り込み設営でしたが無事何とか乗り切りることができました。徹夜しながらギリギリまで事務所で粘ってくれ、現地で素早くモックアップ組み上げをしてくれた協力チームの皆様、本当にありがとうございました。
9日はSDレビュー2015のレセプション。木下さんと安田さんからは建築をとりまく昨今の状況と、出展作品群との関係の話があり、状況の切り取り方について幾つかのタイプがあったとの総評を頂く。京都での議論は建築の立ち上がり方がテーマとのことなので、どのような展開になるのだろう。。出展作は建築の設計行為をとても慎重に扱う、緊張感のある作品が多かった。会場では伊藤さんのお話が聞け、伊庭野君主導の懇親会では、小嶋さん、米澤さん、山本さんの尋常ではない情熱をこめた作品の話を聞くことができた。並々ならぬパワーに圧倒されて萎えてしまいそうだが、刺激と捉えて生かしたい。
10日は南相馬からわざわざ起こしくださった高橋さんと星野さんをご案内。斎藤さん達のプロジェクトに非常に共感されていたのが印象に残る。仮設はそろそろ高齢の方の限界にきている様子です。ARIWOKSのお話と、京都には来られない川原さんのお話も聞くことができて幸運でした。

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山口県長門市で設計中のギャラリー併設住宅がSDレビュー2015に入選しました。プロジェクトの発案者は大学の後輩で、東京でバリバリ働いていたのですが人口減少中の長門市へのUターンを決意し、先代からの製材業を継いだ人です。木を育てることから形にしていくまでの間に様々な関係をつくり、改めて世の中にものづくりの価値を問い続けるための場所を計画中です。模型や実物大での検討のきっかけを頂いたことは大変光栄です。東京展、京都展、シンポジウムが行われますので、是非お立ち寄りください。率直なご批評を頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 入選展の開催情報は以下をご覧ください。

東京展 会期 : 9月9日(水)~9月20日(日) 会期中無休 会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
京都展 会期 : 9月28日(月)~10月12日(月・祝) 会期中無休 会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 シンポジウム:10月4日(日) 14時~17時

 

 

 

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私も場づくりに参加させて頂いたリニューアル計画。本日台風の中、いよいよオープンとなりました。米子にお立ち寄りの際は是非お越しください!

「本の森プロジェクト」スペシャル 本の学校今井ブックセンター20周年記念

台風にも関わらず、学校が休校な事もあり、午前中から子供たちの姿も。「学校」をテーマに読者の方々がつくるパブリックな書棚が作られていきます!昨日も明け方まで準備されていた書店員さんたちに脱帽です。最上段は表紙の色を合わせて本が並ぶ。テーマの関連はバラバラだが、共通性を読むのも楽しい。例えばピンクと黒には明らかに共有しているものがある。色で何か纏まりを作るのにはそれなりの蔵書量が要る、という話を聞いて納得。

リニューアル!本の学校今井ブックセンター

本の陳列に参加できる書棚です!是非ご参加よろしくお願いします。

 

 

 

150124

ようやくの上棟間際!

 

 

 

 

141021

ようやくの地鎮祭!と、その後の杭など。宅地として歴史が長い場所は、生活の根拠となるものの密度が高くて検討の精度を必然的に高めていかなければならない、という責務を感じる。

 

 

 

140719

岡山県立大学で開催されるシンポジウム、「福島南相馬、市民がつくる賑やかな未来」に参加させて頂きます。第一部では保育園の副園長をされながら、生活圏の除染活動・屋内外の子育て環境の整備等、「市民主体」であることを重視しながら様々な試みを実践されてきた近藤能之先生をお招きし、これまでの活動の経緯をご紹介頂きます。また、昨年デザイン工学科の授業で製作した木造の小屋を、南相馬へ移築・再生するプロジェクトが今年の夏・秋に向けて進行中です。第二部では近藤先生を交えて市民から求めらている場所の姿、賑やかな未来の一部になるための場所の姿を参加者とともに討議します。どなたでも参加可能ですので、一般の方々も是非ご参加ください。

 

 

 

「福島南相馬、市民がつくる賑やかな未来」 日時:2014年7月19日(土) 15:00~17:30 会場:岡山県立大学デザイン学部棟3306室

第1部 レクチャー 「市民の力で始められること」 近藤能之(よつば保育園福園長/みんな共和国)
第2部 ディスカッション 近藤能之+伊藤立平(伊藤立平建築設計事務所/まち家具チーム)+桝田洋子(桃李舎/Field For Fukushima)+津田勢太(岡山県立大学)

140716

設営中の様子。設営と模型は大阪工業大学福原研究室にご協力頂いています。展示のモックアップ家具は(株)シンラテックに全面協力頂きました。お陰様で良い展示になりました。関係者の皆様、本当にありがとうございました!

japan-architectsブログにて、展示の様子をご紹介頂いています。

 

 

KAGUTENにはるばる南相馬から須藤さん、建てて下さった石川建設工業の石川社長、水野さん(自転車にて都内から)にお越し頂きました!展示を見ながら、これからの南相馬についての熱いお話ができて楽しかったです。ありがとうございました!

 

 

 

140602

KAGUTENに出展させて頂きます。私たちは、2012年に南相馬市の公園に設置させて頂いたものを、ブラッシュアップして一部実物展示します。試行錯誤した経験に基づき、所々更新しました。是非ご来場頂き、意見を頂ければ幸いです。

KAGUTEN/建築家の創作家具展2014南青山展 ※FBページはこちら

2014.6.7 (土) – 2014.7.18 (金)
入場無料|平日 10:00 – 18:00|土曜 13:00 – 18:00|日曜休み

会期:2014年6月7日(土)~2014年7月18日(金)
開場:10:00~18:00(土曜日のみ13:00-18:00)/休場:日曜日
オープニングパーティ:2014年6月7日(土)18:00-20:00
会場:東京都渋谷区南青山4-1-9秋元南青山ビル1F プリズミックギャラリー
主催:KAGUTEN本部

 

130613

上棟!
快晴続きでカラ梅雨懸念ですが、現場は幸運。綺麗な空の日が続いてます。

 

 

 

130426

快晴の中、地鎮祭無事終了。神主さんの予想外の声量が静かな住宅街に響き、何故か少し恥ずかしい。いやいや、ここは堂々とすべきだと思い直す。

 

 

 

良い石垣。上手く使い直したい。生垣を作ると半分も補助が出るらしく、なかなか良い条例だと思う。道路の隅切りが景観を壊す場合があるので、個別判断にしてほしい限り。

 

 

 

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商店建築2013年2月号に愛媛県松山市の焼肉店「ザ ハチキンザン/ THE HACHIKINZAN」が掲載されています。店舗をlandscapeの宮岡耕司さんが設計し、店舗と住宅が入る建物、FLICK bld. を共同設計しました。

 

 

 

 

 

 

130127

YFT(YAMADA FOTO TECHNIX)のスタジオオープニングパーティーへ。遅くなり過ぎずに何とか間に合って良かった。仕事場=生活の場として整えられていて、お2人の惜しみない労力に脱帽です。キャパシティのある生活の場っていいなあ。古い町屋にはそれが備わっているのかもしれない。遅くまでありがとうございました!

 

 

 

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京都で改修中の写真スタジオ兼住居。施主自ら床仕上げ中。後輩がやっている製材屋さんから椎を仕入れました。実加工なし、節あり、虫食いありの材です。釘で止めてますが固いので音が凄いですね。ずっしり重く、密実な感じです。肌理もきれいで肌触りがとても良いです。

 

 

 

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南相馬の高見公園で、市民団体のみんな共和国が主催する子供のための屋外イベントに参加。細密に線量測定された公園。屋外を安心できる公共空間とすることを目標に、仮設的な条件の中で試行錯誤しています。1つ目はペットボトルを接合部や柱に利用した造作。近所の2年生の男の子と静岡から応援に来てくれた女の子の2人がアシスタントに。2人とも超優秀。2つ目は屋根と床というシンプルな組み合わせ。透明で固い屋根を低く張ることで、空に絵をえがくという、半屋外でこそ成立する関係をつくります。「手のひらを太陽に!」というテーマと「空を見上げる」ことが繋がればと思います。暫く南相馬にいると、安全な屋外の公共空間を成立させて場を開くことも、現在の市民の間に求められていることの一つだと実感します。

120731

京都西陣の写真スタジオ兼住居、施工中です。2階が屋根形ごと改修されていて、奥庭だった所に鉄骨の箱が建っています。何層にも生業に応じて改修が重ねられた町屋を更に上書き改修。新たな生業へとリレーすべく最終形をスタジオオーナーと相談しながら進めてます。本日、土間打ちを完了し、ようやく室内っぽくなってきました。やり方教えてもらって明日からオーナー夫妻自らがブロック積み。熱中症に気を付けて!竣工は・・・まだまだ見えません 笑。。

 

 

 

120709

 

 

 

 

 

 

冊子折りを完了。福島へ。裏は南相馬のマップになっている。南沿岸部の堤防、ボランティアセンター、市内の復興商店街、福島駅近くの除染プラザなどを巡った。みんな未来センターという、市民がまちを考える場が運営されていたので議論に参加。当日のテーマはこれからの観光について、活発な議論が展開。翌日は公園を、ゴミ拾い、草むしりする日。生活圏の一部として除染された安全な屋外環境を市民の手でメンテナンスする。除染研究所によって公園の線量値を市民と共有するマップが作成され、線量を緻密にチェックすることが可能になっている。まずは管理された外部空間からということだが、生活を繋ぐ公共の場所を如何に「継続」させられるか、協力し続けたいと考えている。帰りが遠路のため、公園のクリーンアップに参加できず残念。

 

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2/24に桃李舎の桝田さんが企画されている月1回の勉強会で、issue+designでの我々の提案について発表させて頂きました。テーマ設定について、そもそも何故そうしたのか、じっくり話せれば良いと考えて望みましたが、聞いて頂いた方に少しでも共有してもらえていれば良かったと思います。そもそも、建築設計者という立場から「出来ていないこと」を整理して、そこに照準を当てるという難しいテーマを掲げてしまったので、これから一層取り組まなければ、と思っています。

第18回地下発電所集会室 : issue+designプロジェクト
ゲスト : 伊藤立平・萩森薫・岡田健
テーマ  : 『まちの広場をつくる』 - 震災復興+design コンペティション参加作品

トーチカ通信に当日の議論の様子をアップ頂いています。

120127

2月4日(土)に一次審査通過作品の展示会が行われます。会場は仙台の「TRUNK」のワークスペースで、時間は13:00-17:00です。

 

 

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ソーシャルデザインプロジェクト「issue + design」の一環である「震災復興 + design」 コンペティションにて我々の提案が一次審査を通過し、ファイナリストに選定されました!南相馬市内の比較的人の多い場所で「まちの広場」をつくる試みを始めていますので、ご興味のある方は是非ご協力をお願い致します!感想・改善すべき点・問題点など、色々とご意見頂ければ幸いです。ツイートで #idea_15 を付けてもらえれば、ページにアップされる仕組みのようです。

震災復興+design まちの広場をつくる

環境が変わり、人が減り、個々の生活が内向きになると美しい町が本当に失われてしまう。外向きのベクトルを何とか作りたいというプロジェクト。とにかくどこかから取っ掛かりを。人、コンテンツ、場所、起点を何処にでももって来れるフローの設計が「まちの広場」です。今暫く必要なのは、まちが柔軟に人々の中に取り込まれること。柔軟さを支えるものとは何か。思考錯誤しつつ始めたのがこの試みです。
即効性と持続性のあるアクションが必要なのですが、現時点で「計画」という完成度に至らずとも、細部を調整していく方法で望もうと思っています。行政側から様々なアクションが起き始めていますが、市民からの動きが必要です。