News220829![]() 青森県六ケ所村にて竣工した協働プロジェクト「六ケ所村立泊こども園」が『近代建築 8月号 特集 保育建築の計画と設計(vol.76 2022)』に掲載されています。是非ご覧ください! 関・空間設計さん、東京おもちゃ美術館さんと協働して多目的な「木育広場」をつくりました。木造格子梁の大屋根が大きな回遊動線を可能にして、様々な場所が視線で繋がる自由な空間となっています。冬の雪山倉庫での原寸モックアップ、雪が積もり続ける現場、木造格子梁の圧倒的存在感、杉板をどう曲げるか・・・施工者さん達の尽力により実現した建物で、楽しく記憶に刻みこまれたプロジェクトです。六ケ所村には6つの地域が一つの村となった歴史があるため、6つの円筒を一つの広場でつなぐ空間として、空間から地域の歴史を学ぶことを意図しています。この配置は木造格子梁により実現しました。コロナ禍の大変な時期ではありましたが、地区だけではなく村全体、さらに地域外の方々まで開かれた往来が可能になる場所を目指しています。 220724![]() 「陽楽の森通信」vol.01 / 2022. MAY(企画発行:チーム「めだか」/年2回発刊)に、記事「『町中の自然』へのあたらしい眼差し」を寄稿させて頂きました。私が奈良県王寺町にある「陽楽の森」にどのように関わり始めたのか、森がなぜ今このような姿で存在しているのかについて、日本の都市計画の成立ちの整理と、そこから漏れてしまっている横断的設計の可能性について書きました。連続レクチャーシリーズ「陽楽の森から考える」の会場で配布されていますので、是非ご覧ください!次回は8月20日、生態学の湯本貴和さんがレクチャーされます。 220720![]() 私も関わらせて頂いている連続レクチャー、「陽楽の森から考える」についてのご案内です。 奈良県王寺町の町中に、ニュータウン開発で取り残された「陽楽の森」があります。この広大な森をどのように生かしていくべきか、「森と社会」の関係を様々な視点から議論する場です。8月20日土曜日が第3回で、毎月開催、来年の2月までの全9回シリーズで、会場参加、オンライン参加どちらも可能です。ご興味がありましたら、是非ご参加ください! 連続講座の概要についてはこちらです。 8月20日土曜日の回への参加申込は、こちらから可能です。生態学の湯本貴和さんがレクチャーされます。是非ご参加ください! 220527![]() 先日発売された『新建築住宅特集2022年6月号』に『下北山村 むらんち』が掲載されました。移住予定者やテレワーカーがここを拠点に、村の方々と交流体験ができるようになっています。下北山村の皆さん、学生団体、空間デザインや建築を学ぶ学生達・・皆さんの思いと力が込められたプロジェクトです。DIYと施工をシームレスにつないだり、発案から完成まで全てのプロセスを皆で考えながら進めることができたことなど、大変でしたが希少で価値のあるプロジェクトでした。「必要な木を必要な量だけ切って材料にする」という持続的で循環型の建築を実現できました。是非ご覧頂けたら幸いです! 220417![]() 4月12日火曜日、「みんなの家むすびめ」が静岡県富士市に無事オープンしました。数年来思い描ていた風景がそのまま即日に実現しました!写真は、構想段階と実現段階の比較です。 210904![]() 境内ワーケーション・デザイン研究会に参画しています。この研究会は、文化的資源のひとつである社寺の境内に焦点を当て、その空間特性を生かしながら仕事と休暇の新たな価値を生み出す空間デザインを考えることを目的としています。私達は第一回目の提案として、鎌倉逗子エリアを対象としてリサーチを行い「小坪の舟ワーケーション」という提案を行いました。NST日本鉄板株式会社様、株式会社カナメ様、それぞれの研究会ウェブページに提案が掲載されていますので、是非ご覧ください。 210822![]() 私が長年お世話になっているご夫妻の、「こども達に自分達の住宅を物理的に開放する」というプロジェクトが進んでいます。是非ご協力、ご紹介ください。「ふるさと納税型クラウドファンディング」に取り組んでいらっしゃいます。もともと自腹覚悟で挑まれているプロジェクトなのですが、ご夫妻が主催している「NPO法人ゆめ・まち・ねっと」と、静岡県こども家庭課との協働事業として、「ふるさと納税」の仕組みを活用した新たな居場所づくりに取り組むことになりました。 代表夫妻には、東日本大震災の被災地で出会い、私も参加した被災した子どもたちを元気づけるプロジェクトに参加されていました。お二人を慕い、中高生たちが同行していました。支援に取り組む姿に大変心を打たれました。今回新たな温かい居場所を開きたいと聞き、是非にとイメージ図を描かせていただきました。今後も伴走させていただく予定です。 もしよろしければ、ご応援をよろしくお願いします! 寄付ではなく、納税です。ふるさと納税の仕組みを使い、集まった資金で新たな居場所を開くプロジェクトです。現在の住宅兼事務所を地域開放型コミュニティハウスにリノベーションします。8月4日(水)から3ヶ月限定での募集になりますが、ぜひよろしくお願いします! 201201木質インテリア材を扱う会社、iocが開設している「建築における床の意味と意匠について」というコラムに寄稿させて頂きました!こちらです。定住社会と床の関係について。長く持つ床、持たない床について。床より地面が貴重だった経験など。是非、ご覧ください!
200828![]() 先日発売の書籍、『心地よい空間をつくる 小さな設計・建築事務所』(PIE International)に事務所の取り組みが紹介されています。とても素敵な装丁です。101の事務所の仕事、どの案件も濃密な時間が想像できます。建築や設計は濃密な時間と相性が良いのだと改めて思えて楽しいです。是非ご覧ください! 200601![]() 先日発売の新建築住宅特集2020年6月号に「二本松の農園交流所」が掲載されました。是非ご覧頂けたら幸いです。巻頭論文、リノベーション史と、素晴らしい内容の詰まった号に掲載頂けたのは身の引き締まる思いです。今回の仕事をどのように位置づけたらよいのか、考え続けたいと思います。数年を跨ぎ、農作業を止めることなく住みながらの改修で大変でしたが、代々農家を続ける場所に数年間お世話になり、本当に幸せな時間でした。過酷な東北の農作業の歴史を聞きながら、美味しすぎる郷土料理を沢山頂いたり。寒く静かな雪景色の中で大工さんから東北の大工集団の凄さを聞いたり。安達太良山中腹の温泉も最高でした!また、写真家山田圭司郎さんによる、農作業と建物の関わりを表現した動画も公開していますのでご覧ください! 200517![]() 『さとびごころ』(オフィスエルインク)Vol.41 2020 spring / 特集:自然にも人にもやさしい家 に「自然に近い家」という表題で、ドローイングとテキストを寄稿させて頂きました!「自然に近い家」は空想のプロジェクトではありますが、絵を勝手に描くのは自由ですので、まるで制約のなかった学生時代の課題に戻ったような気持ちで、これまでいろいろ調べながら良いなと思っていた建築技術の要素を、備忘録のように描き連ねたプロジェクトになっています。 『さとびごころ』は奈良の地域づくりマガジン。地域の豊かさや持続ということについて、ゆるがない視点で素晴らしい特集を続々と打ち出している熱い雑誌です。掲載頂き思わず感涙してしまいますが、是非一人でも多くの方に観て頂ければと思います! 200430![]() 『建築と社会』(日本建築協会) 2020.04(Vol.101 / No.1177)「gallery」に、事務所の取り組みをご紹介頂きました。山口県長門市での「木の風景」と、奈良県下北山村で現在進行中の「移住体験所」を取り上げて頂きました。 また、「設計」という言葉の意味は常に再考され続けるものであり、建築の設計は「能動的な関わり」や「絵を描く」ことを含んでいる、というような主旨のテキストを寄稿しました。是非ご覧いただけたら幸いです。 191024![]() 10/26、大阪市にて開催される「Under 35 Architects exhibition 2019」(U-35)関連イベントにてトークイベントが開催されます。テーマは「木造建築の新しいかたち」。前田茂樹さん、京智健さんとともに登壇します。近頃取り組みながら考えたこと、考えていることなどをお話しできたらと思います。是非よろしくお願いします!
「木造建築の新しいかたち」 【概 要】 【登壇者】 株式会社シェルター 【予 定】 ![]() 後日追記:トークセッションでは前田さんと京さんと議論。U-35展が開催されているうめきたシップホールは広場の中心のような場所で、オープンさがとても良い。U-35展の迫力が伝わる隣接した会場で、年齢も所属も専門も様々な人に来場頂けて嬉しかった。批評がどこに届くのかということそのものが今回の議論の主題の一つだったのではないかと思う。木という存在を介することで、自然から生み出すこと、生業、ものをつくる、生活環境をつくる、都市をつくることを連続的にとらえることができる。今後、木を媒介として多くの人に届く議論が育てば良いと思う。
190623![]() 「長門おもちゃ美術館」が第22回木材活用コンクールにて、「日本木材青壮年団体連合会会長賞」を受賞いたしました。関係者の皆様、誠におめでとうございます。名古屋で行われた作品説明会と授賞式では受賞作が揃い、朝からお昼まで密度の高い発表が続く。合計すると長時間だが聞きたい話ばかり。一堂に会して様々な取組みについて聞けるのは重要な機会だと改めて思う。どの取組みも、地域や、地域と地域の関係などがテーマとなっていて、様々な構成メンバーの紹介にもなっている。この点がこのコンクールの最大の魅力だと思う。懇親会は超大広間を埋め尽くす全国各地からの人達。圧倒されながら、木の世界には活力があると改めて感じた。 190609![]() 「長門おもちゃ美術館」が「木の建築賞 キノチカラ建築賞」を受賞しました。東京大学農学部弥生講堂にて第14回木の建築賞表彰式が行われ、株式会社シンラテックの近藤社長も遠路駆け着けてくれました。関係者の皆様、誠におめでとうございます!また、総評・選考プロセス・受賞作品の紹介については、こちらや木の建築フォラム編集・発行「木の建築」第48号に特集されていますので、是非ご覧ください。 190519![]() 190423この度、設計監理を行っておりました農家の改修計画が節目を迎え
福島県の二本松市、高村光太郎の『智恵子抄』にも登場する「
母屋・離れ・蔵・納屋といった農家の建物群を、修復しつつ耐震性
日時 5月1日(水曜日)5月5日(日曜日)の計2日・両日ともに10
場所 福島県二本松市油井字作ノ内23 https://goo.gl/maps/
交通 JR東北本線安達駅より徒歩35分(電車でお越しの方は携帯まで
東北自動車道二本松ICから約8分(現地に駐車場はございます)
構造 : 木造
階数 : 2階(母屋・蔵)1階(離れ・納屋・庇)
規模 : 母屋193.38平米、蔵112.92平米、離れ17.
協力 : 丹治農園
意匠設計: 伊藤立平建築設計事務所
構造設計: 高木次郎 + 首都大学東京高木研究室
施工 : 鎌内工務店
外装耐震補強鋼板資材協力: 日本鐵板株式会社
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190221![]() (仮称)道の駅北郷施設整備事業設計デザイン、宮崎県日南市にて最終選考6案のプレゼンテーションに参加。残念だったけれど一番最初のプレゼンだったので皆さんのプレゼンを全て拝聴することができて本当に勉強になった。交通・人の流れが議論の軸の一つだったのも印象的。道の駅はとても良いテーマだと思う。運営はどうあるべきか色々な方々にヒアリングをして、その過程が大変勉強になった。建築はそれらを束ねる係り。プレゼンはその全体像を伝えなければならない。課題が残る結果となった。 181226
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参加建築家 大野 力 (sinato) 西田 司 (オンデザイン) 川添 善行(空間構想一級建築士事務所) 海法 圭 (海法圭建築設計事務所) 髙濱 史子(髙濱史子建築設計事務所) 田辺 雄之(田辺雄之建築設計事務所) 伊藤 立平(伊藤立平建築設計事務所) 会 期 2018年11月17日(土)~23日(金) 会 場 会期中運行の湘南モノレール全車両の中吊り2枠と湘南モノレール大船駅構内のHomeギャラリー 入場料
湘南モノレールの乗車券をご購入して、入場してください。 主 催
鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会 お問合せはこちらからお願い致します。 協 賛 株式会社シェルター 協 力 湘南モノレール株式会社 コーディネート 中崎 隆司(生活環境プロデューサー・建築ジャーナリスト)
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日時: 場所: 長門市の仙崎は漁業で栄えた歴史ある港で、現在海産物の土産物屋さんや、青海島をめぐる観光船の発着場があります。この建物の一角に「長門おもちゃ美術館」が計画されました。すでに隣接する場所に昨年10月、農林水産物の直売等を行う交流拠点が先行開業し、この施設の直後に情報発信を行う「道の駅センザキッチン」が完成し全体がオープンします。長門の豊かな山の木々や地場の製材技術と、歴史ある漁港とを新たに結びつける場所として、子供から大人までが学びを得ることができる空間を目指しました。 「母屋角」と呼ばれる汎用寸法材に地場の多樹種を加工し、組み上げられた壁・大きな屋根下を多樹種の柱列が緩やかに仕切る空間・長門の山の樹種構成を示す柱列、山と海を繋ぐ水平の窓・桟敷状の床・風景を切り取る小屋・クラウドファンディングにより改修された船が停泊できるデッキテラス、などが特徴的な空間となっています。関係者の方々と思考錯誤を積み重ねながら、チームの一員としてようやく完成を迎えることができました。是非忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。 180321
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山口県長門市の住居兼展示場「木の風景」が第9回JIA中国建築大賞2017、住宅部門にて特別賞を頂きました!本プロジェクトの企画者であり建築主である近藤社長夫妻はじめ、シンラテックの皆さんとの共働に評価を頂くことが出来、大変光栄です。 現地審査は数百キロの旅程の中で審査員の方々にお越し頂き、近藤夫妻も交えて山や樹木の話、製材業の話、試行錯誤の末辿り着いた建築での取り組みの話をする機会を頂き、忘れ得ぬ思い出となりました。 18日はJIA中国支部建築家大会IN長門2017での表彰式と講評へ出席。構造を担当下さった桃李舎の桝田洋子さん、貴田祥子さんも遠路お越し下さいました。 総評は審査委員長の内藤廣さんから。大会開催地に因む金子みすゞ「海と空」の言葉の分かりやすさについて。関連するかもしれませんがアーティストによる建築について欠席された名和晃平さんとの議論が聴けなかったのがとても残念でした。 個別評では内藤さんから、今まで建築家が川上から川下までを引き受ける取り組みがなかったのではないかというコメントを頂くことができ(おそらく建築やものづくりの文脈においては前日の三井所さんの長期、分散、円環型の取組みが参考になりそうですが)、前田圭介さんからは、特に高さ方向のスケール(住居との関係)の根拠についてご指摘を頂きました。
授賞式後、大変光栄なことに(会場からとても近いため)受賞された建築家の方々が「木の風景=木材展示場+住居」にお越しくださいました! 居間でもある中央のホールにて、近藤社長から地場の広葉樹材についての説明があり、多方面からの意見交換の場となりました。この機会を頂いてとても良かったのは、(私も共感する)建築家側からの切実な価格や融通を効かせてほしい依頼の仕方の話の方向と、山を守り、林業家を守り、製材業を守る側の近藤社長の話の方向が向かい合う場面に立ち会えたことでした。利害が相反する面もありながら、ポジティブに乗り越えるべき課題だと思います。 実物を見て頂ける貴重な機会でした。皆さん多忙かつ遠方にも関わらず、本当にありがとうございました! 171103長門市・東京おもちゃ美術館(芸術と遊び創造協会)・NPO法人人と木さんたちが取り組む木育推進拠点施設、「長門おもちゃ美術館(仮称)」のプロジェクトチームに参加させて頂いています。先日、いよいよ2018年4月のオープンを目指して工事がスタートしました! 長門市にある仙崎漁港は青海島という美しい島に隣接しています。漁業で栄えた歴史ある港には、現在海産物の土産物屋さんや、青海島をめぐる観光船の発着場があります。この建物の一角に「長門おもちゃ美術館(仮称)」が出来る予定です。これまでは「裏」とされていた船着場に近い海側を「表」とし、海から船を迎え入れるような計画です。内部には長門にちなんだ様々な場所を設え、木のおもちゃを通して地元の「海」や「山」への学びを深める場所になれば良いなと考え、チームの一員としてディスカッションを重ねてきました。 すでに隣接する場所に今年10月、農林水産物の直売等を行う交流拠点が先行開業しました。来年4月には情報発信を行う「道の駅センザキッチン」と共に全体がグランドオープンします。地元の方々、来訪される方々に末永く楽しんでいただける場所になることを目指しています。 長門おもちゃ美術館(仮称)の詳細については公式ホームページが開設されていますので是非ご覧ください。 170810
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また、同ウェブサイト7月26日のコラム「記者の目」、堀部安嗣さんの「動く建築」の記事の中で、我々鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会の試みについても取り上げていただきました!地域と乗り物の関係から「これまでにあったもの」を浮かび上がらせるような事例として扱って頂いています。是非ご一読ください。
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福島県二本松市にて1年以上打合せを重ねてきたプロジェクトが少しづつ動き出す。GWはクライアントと物の整理をしながら計画と現況の整合性をリサーチ。江戸、明治、大正、昭和、平成・・何がどの年代だかわからないほど、自然にものが集積されている。100年来、日常が延々と続けられていることを実感。農家を先祖代々引き継がれている家には、私のような新興住宅地育ちにはない歴史がある。クライアントは、蔵から曾祖父の日記を発見されて喜んでおられた。同世代のクライアントがまだ小学生のころまで、養蚕は盛んだったのとこと。プラザ合意以降、バブルの入口で、養蚕をやめてしまう人が増えたらしい。伺うたびに色々なことを学べて最高に楽しい。 170428
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ウェブマガジンCREVIA TIMES(クレヴィアタイムス)にて、テリー伊藤さん、伊藤忠都市開発さん、電通の森田章夫さんたちのチームで取り組んだコンセプトルーム、「間取りのない家」のご案内をさせて頂きました。是非ご覧頂ければ幸いです!「間取りのない家」 は一昨年、昨年と関わらせて頂いた、住まいを想像力を持って考えるきっかけづくりとして始められた、CREVIA CREATIVE CHALLENGE(クレヴィア・クリエイティブ・チャレンジ)というプロジェクトの一環として試みられたものです。また、テリー伊藤さんが「間取りのない家」を案内する動画も公開されていますので是非ご覧ください! 170403
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少し前から、鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会のメンバーとして活動しています。私は都内から引っ越し、鎌倉の新興住宅地で育った世代なのですが、この研究会では、通勤の足でもあった交通機関を、まちの魅力を増す重要な資産として見直す活動を行っています。この度は、株式会社湘南モノレール様に貴重な機会を頂き、富士見町駅のバリアフリー化工事に併せて壁面リニューアルの計画に参加させて頂くことができました!モノレールに乗ると、周辺の風景や地形をより魅力的に感じることから、地形の物理的距離・高さを2次元平面に投影する演算を行い、ポリカ3層の半透明レイヤーを使用して重ね合わせています。是非お近くに寄られる際はご覧ください。一緒に活動している田邉雄之さんの写真をシェアさせて頂きます。いよいよ明日から、エレベーターの使用も開始され、リニューアルされた駅の利用が始まります! 170321
素晴らしい写真とともに、このプロジェクトで取組んだことが伝わる編集をして頂き、大変感謝しております。全誌面は読み切れていませんが、木と建築の間で様々な取り組みがなされていることに改めて勉強させられることだらけです。是非ご覧頂ければ幸いです。 改めて振り返ってみて、プロジェクトの位置づけとして誌面の説明文に付記させて頂くとすれば、住宅とサテライトの一体化という方向性が、シンラテックさん、近藤社長との長い議論の中から明確になってきたこと、住宅を建てることが単なる所有の対象ではなく、街の関係を繋ぐ契機となっているということです。また何故「広葉樹材」なのかということについては、資源量はふんだんに山中にありながら、「雑材」として位置づけられ、今まで使われなかった樹種を扱う可能性の幅を拡げることが目的でした。地域で閉じる訳にはいかない製材所のスケールの話や、生産から使用までの循環の話など、必要な議論がまだまだあるように思います。 170321
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開催期間: 後期 2017年1月10日(火)~3月4日(土)
日時: 2017年2月16日(木) 18:30~20:00(18:00~受付) 161206
日時:2016年12月7日(水) 14:30~18:30 開演 (13:30開場) 会場:イベントスペース「Terratoria」 (東京都品川区東品川 2-6-10) / 入場料:無料(資料配布有) / 定員:60名 161203![]() この度、設計監理を行っておりました製材所のギャラリーと住宅が一体となった建物が竣工を迎え、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。
昨年「SDレビュー2015」に出展させて頂き、現在銀座AGCstudioにて開催中の「新しい建築の楽しさ2016」後期に出展予定のプロジェクトです。遠方の方には大変恐縮ですが、ご都合が宜しければ是非お越し頂ければ幸いです。
長門市にて製材所を家業として営む家族のための建物です。かつては身近であったはずの店先が失われた今日、改めてまちの中に製材所の魅力的な技術を垣間見れる場をつくる試みです。自社の技術を生かし、建築技術と向き合いながらどのように空間を作れるのかに挑戦しました。製材所の方々と思考錯誤を積み重ねながらようやく完成を迎えることができました。このような取り組みなのですが、是非忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。
現在の製材所の様子についてはhttps://vimeo.com/193296236にてご覧頂けます。
日時:
2016年12月10日(土曜日)、11日(日曜日)、17日(土曜日)、18日(日曜日) 各日とも10:00~17:00
※伊藤は全日現地におります。お時間、ご連絡頂ければ調整可能です。
場所:
山口県長門市東深川※
※参加をご検討いただける方は、大変お手数ですが下記の宛先までご連絡いただければ幸いです。
※ご予定との調整があると思いますので、直前の参加・不参加のご連絡でも結構です。
※現地までへの経路につきましては、ご参加頂ける方に個別にご連絡差し上げます。当日でもお伝えできます。
交通:
JR西日本山陰本線・美祢線「長門市駅」より徒歩5分程度です。
JR西日本新幹線「新山口駅」までお越し頂ける方は送迎(現地まで1時間ほど)をさせて頂きますので、事前にご連絡頂ければ幸いです。
※お車で来られる方は、周辺に駐車場所がございます。ご案内致しますので事前にご連絡頂ければ幸いです。
建物概要:
構造:木造 / 階数:2階 / 規模:145平米(44坪)ほど / 意匠設計:伊藤立平建築設計事務所 / 構造設計:桃李舎 / 施工:シンラテック
連絡先: ※その他、ご不明な点に付きましては何なりと下記までご連絡ください。
伊藤立平 ito@tappeiito.com(メールアドレス) 090-7174-8139(携帯)
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初日、参加の学生達と岩国にて合流して長門へ。現場にてチーム編成や人員配置など目標を達成するための戦略会議。シンラテックの皆さん、大工さん達と。 その後の数日間、あいにくの雲ひとつない晴天の中、休憩と水分補給を小まめに入れながらの作業。数日間で500枚ほどの板を積むことができました。高所の作業など、残りはシンラテックさんのメンバーと大工さん達にバトンタッチし、お盆前に目標に到達できました。 早朝の萩の松下村塾、松陰神社、向津具半島からの眺め、「日本の最も美しい場所31選」選出の元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社、夕方の湯本温泉、油谷湾へのサンセット・・・限られた時間でしたが周辺の風土を楽しめた数日間でもありました。素晴らしいメンバーに恵まれ、一体的になったことで現場が盛り上がり、無事目標が達成できたと思います。参加してくれた学生の皆さん、その後を引き継いでくれた現場の皆さん、言葉に尽くせませんが本当にありがとうございました! 160622
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この度、設計監理を行っておりました店舗と住宅が一体となった建物が竣工を迎え、建主様のご厚意により内覧会を行わせて頂く事になりました。ご都合が宜しければ、是非お越し頂ければ幸いです。 奈良県の平群(へぐり)町の、丘陵地にを見渡す駅前広場前に建つ建物です。 日時: 6月11日(土曜日)、12日(日曜日)両日ともに10:00~17:00 構造 : 木造 その他、ご不明な点に付きましては何なりと下記までご連絡ください。 160524
今更ですが・・GW初日は福島県二本松市にて現況建屋を実測!優秀な測量チームにより、充実した成果を得ることができました。感謝です。床下と天井には入れなかったので、断面がまだ見えませんが、楽しみは取っておくということで。応えなければならない文脈は数多くあるはずで、一つ一つ慎重にやっていきたい。時間は十分頂いているがこういうことを考える時間の有限性をいつも残念に感じる。本来、生活がつくられていくとき、時間を気にしていたら良い状態にならないと思う。 160322
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先週、13日は長門にて無事上棟式。天気にも味方されて順調に執り行われました。関係者の皆様、ありがとうございます。今回は7時間かけての車移動を試み、山陰の絶景を堪能できました。長門市駅近辺の宿に関しては未知の体験の連続で、旅日記に纏めたいほど逸話が蓄積されつつあります。 160229
横浜青葉区に特徴のある丘陵地に建つ100平米ほどの木造の住宅です。 日時: 3月20日(日曜日)11:00~16:00
参加をご検討いただける方は、大変お手数ですがFBメッセージ等でご連絡いただければ幸いです。 160206
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15101810月11日(日)、高見公園にあるオープンな小屋「ホワイトハウス」をペイントしなおし、夜にアニメーションをを投影するワークショップを開催しました。南相馬を支援し続けている「ゆめゆうと」さんと連携している企画です。 日時: 10月11日(日) 13:00~17:00 描くことや工作を介してまちに働きかけ、まちの表情(テクスチャー)を浮かび上がらせることを目的としながら、小屋の清掃と塗替えを行いました。11日は、日中のWSが終了し、夕方の部、夜の部と続き、日が暮れても人は減らず、盛り上がりました。600本の灯籠と子供の絵の投影で幻想的な空間が公園に広がりました。 151015
『Timberize OSAKA ~都市木造が大阪を未来へつなげる~』
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150922japan-architectsブログにて、SDレビュー2015東京展の様子をご紹介頂いています。東京展は20日に無事撤収を完了しましたが、京都展が28日より始まりますので是非お越しください! 150912
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東京展 会期 : 9月9日(水)~9月20日(日) 会期中無休 会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
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「本の森プロジェクト」スペシャル 本の学校今井ブックセンター20周年記念 台風にも関わらず、学校が休校な事もあり、午前中から子供たちの姿も。「学校」をテーマに読者の方々がつくるパブリックな書棚が作られていきます!昨日も明け方まで準備されていた書店員さんたちに脱帽です。最上段は表紙の色を合わせて本が並ぶ。テーマの関連はバラバラだが、共通性を読むのも楽しい。例えばピンクと黒には明らかに共有しているものがある。色で何か纏まりを作るのにはそれなりの蔵書量が要る、という話を聞いて納得。 本の陳列に参加できる書棚です!是非ご参加よろしくお願いします。
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「福島南相馬、市民がつくる賑やかな未来」 日時:2014年7月19日(土) 15:00~17:30 会場:岡山県立大学デザイン学部棟3306室 第1部 レクチャー 「市民の力で始められること」 近藤能之(よつば保育園福園長/みんな共和国) 140716
japan-architectsブログにて、展示の様子をご紹介頂いています。
KAGUTENにはるばる南相馬から須藤さん、建てて下さった石川建設工業の石川社長、水野さん(自転車にて都内から)にお越し頂きました!展示を見ながら、これからの南相馬についての熱いお話ができて楽しかったです。ありがとうございました!
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KAGUTEN/建築家の創作家具展2014南青山展 ※FBページはこちら 2014.6.7 (土) – 2014.7.18 (金) 会期:2014年6月7日(土)~2014年7月18日(金)
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冊子折りを完了。福島へ。裏は南相馬のマップになっている。南沿岸部の堤防、ボランティアセンター、市内の復興商店街、福島駅近くの除染プラザなどを巡った。みんな未来センターという、市民がまちを考える場が運営されていたので議論に参加。当日のテーマはこれからの観光について、活発な議論が展開。翌日は公園を、ゴミ拾い、草むしりする日。生活圏の一部として除染された安全な屋外環境を市民の手でメンテナンスする。除染研究所によって公園の線量値を市民と共有するマップが作成され、線量を緻密にチェックすることが可能になっている。まずは管理された外部空間からということだが、生活を繋ぐ公共の場所を如何に「継続」させられるか、協力し続けたいと考えている。帰りが遠路のため、公園のクリーンアップに参加できず残念。
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第18回地下発電所集会室 : issue+designプロジェクト トーチカ通信に当日の議論の様子をアップ頂いています。 120126
環境が変わり、人が減り、個々の生活が内向きになると美しい町が本当に失われてしまう。外向きのベクトルを何とか作りたいというプロジェクト。とにかくどこかから取っ掛かりを。人、コンテンツ、場所、起点を何処にでももって来れるフローの設計が「まちの広場」です。今暫く必要なのは、まちが柔軟に人々の中に取り込まれること。柔軟さを支えるものとは何か。思考錯誤しつつ始めたのがこの試みです。 |